看板犬コニーの富山弁講座⑨ すぐに使える相づち編「しゃーん」「はろ」「なも」「おいよ」

今日は土曜日ですが、変更に変更が重なって、開店休業状態になってしまいました。

もっと休みなさいってことなんでしょうね。

まぁ、いつものようにやるべきことが山積しているので、それらをやっつける絶好の機会になりました。

 

とかいうものの、今日のブログは何書こうと考えているうちに、午前中が終わっていきそうです(汗)。

 

せっかくなので、久々に看板犬コニーの富山弁講座にしたいと思います。

今回で9回目。

前回は昨年9月だったから、実に8か月ぶりかぁ。

もう書き方忘れてます(笑)。

 

復習がてら、以前の富山弁講座もご覧ください。

 

第9回目の今回は、相づち編で行きたいと思います。

ちなみに私の言う富山弁は、黒部市や魚津市の言葉です。

実家が黒部市で、母の実家が魚津市だったので、自然とこうなってしまいました。

富山市以西の方は違和感があるかもしれませんね。

県外の方にはちんぷんかんぷんかも(汗)。

 

では始めましょう。

 

 

相づち編① 「しゃーん」=「そう」

「しゃーん」と聞くと、魚津の亡くなった祖母を思い出します。

魚津の祖母の実家は滑川市だったから、滑川でも使うのかな。

今でも祖母の声を思い出す時は、「しゃーん」という言葉が1番に出てくるほどです。

 

「しゃーん」は「そう」「そうなの」という感じで使います。

「しゃーんけ」「しゃん」は「そうなのか」。

「しゃーんなら」「しゃんなら」は「そうなら」。

 

うーん。

文字に起こすとややこしい…。

ということで、看板犬コニーを使って例文を。

「しゃーんけ!はよ言われんまいか」=「そうなのか!早く言ってよ」

 

だんだん、コニーの富山弁がきつくなってきたように感じます(笑)。

 

 

相づち編② 「はろ」=「ほらね」「そうでしょ」

これは標準語を喋られない母がよく使ってます。

文字にするとHello(ハロー)みたい(笑)。

私は使わないかも。

 

「はろ」はどちらかと言うと、「はろ?」と言う感じ。

「ほらね」「そうでしょ?」と。

 

言葉を説明するのって難しいので、コニーさんに喋ってもらいましょう。

どうすれば可愛がってもらえるか熟知しているコニーです(笑)。

お父ちゃんもお母ちゃんも、ちょっと可愛い顔すればちょろいもんね(笑)。

 

 

相づち編③ 「なも」=「いや」「いいえ」「違う」

続いて「なも」。

否定するする時に使う言葉。

富山弁講座①の「なーん」と同じような感じで使います。

「なーん」よりも、ちょっと強いです。

 

お散歩に行ったとき、歩かなくなったコニーに、

「お散歩に行きたい、って言っとったにか!」と私。

「なも!おら行かんって言うたがいぞ」=「いや、僕は行かないって言ったんだよ」

 

標準語に直すと、とても優しい子のようになりますね(笑)。

そういえば、東京に男のいとこが3人いて、3人とも優しいなぁと思っていましたが、これきっと言葉の印象が優しいんですね。

もちろん性格も優しいんですが。

コニーも東京の子になっていれば、もっと優しい印象を与えられてたのかな。

 

「なも」番外編

同じ「なも」でも、違った使い方も。

語尾に付けて「本当に」「全く(もう)」という意味になります。

以前勤めていた先で、東京出身の方と一緒に働いていました。

当然、富山弁の話にもなります。

ある日「「なも」ってどういう意味ですか?」と聞かれました。

多分、お客さんが話されているのを疑問に思ったんでしょうね。

 

「「あれ~やわっしゃなも~(あれ~散らかっているね本当に)」「あせぐらしやなもなも~(落ち着きがないね全くもう)」「なもなも~」など、

特に意味は無くて、強めるために使います。」

と、正確な意味を説明できずに、曖昧に答えてしまったのを覚えています。

今思えばひど過ぎる…(笑)。

 

正確な意味を説明できなかったので、今回これに関しては、ウィキペディアで調べました。

語尾に「なも」=「本当に」「全く(もう)」。

まさにその通りです。

言葉の説明をするには語彙が無くてはできないですよね。

まだまだ私には語彙力が足らないんだろうなぁ、と痛感しました。

 

その東京出身の方は今頃、富山弁を喋っていたら嬉しいなぁ。

 

 

相づち編④ 「おいよ」=「そうそう」「そうなんだよ」

これは、男の人がよく使う言葉です。

父も、魚津の叔父もよく使ってます。

「おいよ」=「そうそう!」「そうなんだよ!」。

結構強めに同意する時に使うかな。

 

福岡県出身の義兄は、一時期この「おいよ」にはまってました(笑)。

父や叔父が使うのが面白かったみたいです。

県外出身の義兄が「おいよ」「おいよ」と言うのが面白かったのに、もう言わなくなったのがちょっと寂しいです。

また言ってほしいなぁ。

 

コニーも男の子なので、「おいよ」を使っても違和感ないね。

例文です。

「いいおもちゃもろたね」=「いいおもちゃもらったね」

「おいよ、最高やじゃ」=「そうなんだよ、最高だよ」

 

「そうなんだよ、最高だよ」とコニーが言うと気持ち悪いですね。

アメリカの通販番組の日本語吹き替えをした時くらいの違和感(笑)。

 

 

いかがでしたか?

今回は、富山弁の相づち編でした。

いかがでしたか?

一応、色々調べながら書きましたが、使い方間違えとるわと思われる方がおられたらごめんなさい。

私の周辺の富山弁です。

 

先日、久々に横浜の友人と電話で話したのですが、まぁ標準語が話せない話せない。

語尾に方言が出やすいので、言葉尻がどんどんすぼまっていきました(汗)。

 

同じ日本と言う国なのに、こんなに言葉が違うって面白いですよね。

富山弁、これからも大事にしていきたいです。

みなさんも、どんどん使っていきましょう!

 

 

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