接客業って本来なら標準語を使わなければなりません。
トリマー業もしかり。
…。
「なにしとられらですか~」
「あれ~そうながですね~」
「なんてかたい子ながですか~」
富山弁が身に染みついて、もう取れません。
ダメだこりゃ。
私は20代の頃、東京に6年住んでいて、美しい標準語を使いこなしていたんです。
またまた~と言われそうですが(笑)。
帰ってきて、富山愛が噴き出してしまい、このあり様。
そんなこんなで、富山弁をこよなく愛するがゆえに「看板犬コニーの富山弁講座」も第5回目を迎えました(笑)。
第1回目~第4回目まではコチラ↓↓↓
看板犬コニーの富山弁講座「な~ん」、とっても便利な言葉です★
看板犬コニーの富山弁講座②「きのどくな」は本当に「ありがとう」なのか?
看板犬コニーの富山弁講座③ わんちゃんにも使える「かたい子」と「だら」
看板犬コニーの富山弁講座④ わんちゃんのごはんは「しょうもない」んです
「当たる!」ではなくて、富山弁「あたる」は「もらう」の意
むかーしむかし、「小遣いがあたったよ~」と東京のいとこに言うと、
「『抽選で当たる』みたいで面白いね」と言われたことがあります。
なるほど~、これは富山弁かぁ。
そうやって東京のいとこに標準語を習った覚えがあります。
富山弁で「あたる」は「もらう」という意味。
コニーにも使ってもらいましょう。
「それ、おらにあたるやつけ?」=「それ、ぼくにもらえる物ですか?」
ちなみに一人称「おら」は、クレヨンしんちゃんのようなアクセントではなく、「ら」にアクセントをつけます。
あ~、音声付きでお届けしたい。
語尾に「ちゃ」を付けるのは、富山弁の基本です。
と言うと、
『うる星やつら』のラムちゃんみたいだね、と言われますが、「だっちゃ♡」とは言いません。
おじさんが「だっちゃ♡」とか言っていたら、ちょっとね…。
ヨーグルトを食べてご満悦かと思いきや、不満げです。
「えらいほっこしょやぜ」=「とても少ないですね」
もらえるだけでは満足しない、欲深い男コニーです。
次は何かな?
「豆乳はいつもあたるがよ」=「豆乳はいつももらえるんですよ」
もう分かりますね。
時間のある日はお昼に豆乳をほっこしょ(少し)あげています。
美味しそうに飲んでいると思いきや、また不満を…。
「えらいしょうもないぜ」=「とても味が薄いですね」
水を混ぜているのがバレてますね。
普段水を飲まないので、お水を加えています。
もし豆乳を与える場合は、無調整のものをあげてくださいね。
大量にあげるのもNGですよ~。大豆アレルギーのわんちゃんもNGです。
次は何かな?
「ぶたさんはおらにあたったやつ!」=「ぶたさんは僕がもらった物!」
ぶたさんは、コニーと仲良しわんちゃんのお母さんからいただいたおもちゃ。
押すと、楽しそう「にキュッキュッ♪」と鳴ります。
お気に入り過ぎて、他の子に譲ろうとしません。
「あれ~いいがあたったぜ~」
「あたる」の使い方、分かりましたか?
「給料があたる」
「お菓子があたる」
他に、もらえるものってなんだろう。
最後に、
主人にアイスをねだるコニー。
ん?
それチョコレート付いてない?
チョコレートはわんちゃんにとってNG食品。
絶対あげてはいけません。
にしても、見せながら食べるなんて意地悪ですね(笑)。
富山にいるのに富山弁を使わないのは、あまりに寂しいので、
これからもじゃんじゃん使っていきましょうね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。