今日、無麻酔の歯石取り『ワンちゃんのデンタルケア はっぴー』さんに来ていただきました。
愛犬コニーとミラの激臭い口をどうにかしたくて。
はっぴーさんは以前のブログに詳しく書いているので、こちらもどうぞ。
→富山県中新川郡舟橋村に犬の無麻酔の歯石除去専門サロン『はっぴー』があります
→無麻酔の歯石取り専門サロン『はっぴー』さんが再来訪！疑問点など色々伺いました
まずは2人してはっぴーさんのカバンの中を物色。
ひもじい子達みたい…。
コニーがやるからミラも真似をするんだろうな。
さぁ、ミラからやってもらいましょ。
ひっくり返されるのが苦手なミラ。
そこを1番心配していましたが、さすがプロ。
余裕でひっくり返して、その後ミラも脱力していました。
以前、イベントでミラとはっぴーさんは面識があります。
ただ、その時の印象が良くなかったようで、ミラの歯石取りができるか心配だったそうです。
たしかにあのイベントの時のミラは、「キャー！」「キャー！」とやかましかったからな。
ミラは結構困ったさんだという噂も聞いていたそうで、「できないかもしれない」と事前に言われていました。
でもできましたよー。
すごく嬉しいです。
コニーは来客の方の腕にマウントする癖があり、ミラの歯石取りが始まる前もしていました。
が、それを歯石取り中にやったらミラが血だらけになっちゃうよ。
ということで、コニーはシンクに繋がれました。
途中で間違えて私の腕にマウント。
「しまった、まちごた」という顔をして、しれーっと元の位置に。
そんなことをやりながら、私と一緒にミラの歯石取りを一緒に見てました。
ほとんど終わった頃、ミラの集中力が限界を迎えました。
よう頑張った頑張った。
細かい歯石がいっぱい。
ミラはブリーダーさんからレスキューされた子ですが、その後避妊手術と一緒に歯石取りもしています。
今はそんなに歯石は付いていないものの、歯周ポケットが結構深くなっているそうです。
元々が相当ひどい状態だったんじゃないかなとのこと。
歯は抜けていないし動揺もないから、若いは若いみたいです。
ごっつい歯石はあまりないのに、ここまで極端な臭さは、やっぱり歯周病なのかな。
上が歯石取り前、下が歯石取り後。
一目瞭然ですね。
ここまできれいになって嬉しいなぁ。
口の大きさに比べて歯が大きいのか、元々斜めに生えている所があるのも教えてもらいました。
全然知らなかったなぁ。
歯の重なりがあると、そこに汚れや歯石が溜まりやすいそうです。
逆側のビフォーアフターも。
あぁ、美しい。
人間でも、毎日歯磨きしても虫歯になるように、わんちゃんも毎日歯磨きしても歯石は付くそうです。
ただ、付く速度は遅くなりますよね。
これからも、毎日朝晩の歯磨きを主人に頑張ってもらおうと思います。
私じゃないという(笑)。
どんな子が歯石が付きやすいかと言うと、
・水を飲まない子
・食糞する子
・おもちゃやロープであまり遊ばない子
などなど。
だそうです。
水を飲めば、それだけ口の中の汚れが溜まりにくいですよね。
ウンチって溶けないので、奥まできちんと拭き取らないと、口の中にずっと溜まりっぱなしになりがちなんだそうです。
おもちゃをかじったりロープで引っ張り合いっこをすることで、唾液の分泌が促されて汚れが溜まりにくくなるそうですよ。
「おもちゃがべちゃべちゃになったー」と嘆くんじゃなくて、「よくおもちゃをべちゃべちゃにしたね」と褒めてあげればいいとのこと。
なるほど。
もちろん、汚れたおもちゃはきれいに洗うか、新しいのに替えるかしてくださいね。
さて、コニーもしてもらおう。
ミラよりも、コニーの方が心配でした。
何しろ最近は、マズル(口周り)のカットを咬むようになったし、私が歯ブラシを持つだけで咬みます。
でもやっぱりすごいですね。
保定の仕方が素晴らしい。
最後の最後で咬みにいってしまって申し訳なかったですが、ほとんどできました。
ちゃんと避けたと言っておられたけど、本当に咬まれていないか心配です…。
ごめんなさい…。
後で、ミラの口の中のニオイを嗅いでみると、なんと耐えられるニオイになってるんです。
ビックリ！
あれだけ耐えられないニオイを発していたのに。
こんなに臭いのは、内臓がどこか悪いのかなと心配になっていたから、そうじゃないことが判明。
単純に口の中の環境が悪かったんだね。
また定期的にお願いしようと思います。
もちろん、家でのケアも主人に頑張ってもらいます(私だとコニーの歯磨きが咬まれてできないので)。
口の中が歯石でびっしりの子は、口をむちゃむちゃすることがあります。
きっと気持ち悪いはず。
そんな子が歯石を取った途端、そういう表情をしなくなったのを目の当たりにしました。
他にも、いびきがひどかった子のいびきが無くなったというお話も聞きました。
生活の質を上げるためにも、口の中の環境はとっても大事。
麻酔を掛けられる年齢じゃない子には、特にいいかなと思います。
グラグラになってしまった歯はどうにもなりませんが、根本がしっかりしていれば、無麻酔でも充分きれいになりますよ。
暴れない、咬まない、というのが前提にはなりますが。
以前ブログに書いてから、当店へのお問い合わせが5件ありましたが、うちではありませんよー。
さきほどのリンクと同じですが、こちらに詳しく連絡先が書いてあります。
→富山県中新川郡舟橋村に犬の無麻酔の歯石除去専門サロン『はっぴー』があります
気になる方は、お話を聞かれるだけでもOK。
もしかしたら、その時無料だった歯磨き指導は有料になっているかもしれませんが、それでも指導は受けた方がいいです。
とっても気さくでいい方なので、安心してお問い合わせしてみてください。
ぜひぜひ。
トイプードルの蘭ちゃん
今日は、トイプードルの蘭ちゃんのみでした。
蘭ちゃん、今日もいつもの場所で小さく座っているのね。
THE美形の子。
可愛いんだな。
蘭ちゃんは、前脚が苦手。
ブローの時に、伏せを崩したような形で横になっていたので、そのまま前脚もブローしようとしたら、急に怒りました。
おぉ、ビックリ。
私の手を咬まれるのはいいけど、スリッカーブラシに行くからそれはいかんぞ。
歯や口が心配だからね。
ちゃんと座らせてやると全然問題ないので、今後はきちんと座らせた状態でブローしよう。
爪切りも嫌なはずなのに、じっと我慢してくれましたよ。
えらいえらい。
あとで、ブラシに怒った話をすると、お家ではもっと怒るんだそうです。
そういう場合、無理にお家でブラッシングしなくて大丈夫です。
蘭ちゃんのように短くカットする&家でシャンプーしないことが前提にはなりますが、毛玉にならないなら無理にやらなくていいですよ。
こんなことを書いていると、とんでもないおっとろしい子かと感じるかもしれませんが、そんなことはないんですよ。
暴れもしないし大人しいし、とってもいい子です。
パッと怒ってもひとつも怖くないし。
こんなに可愛くカットできるということは、そういうことです。
膝の上が落ち着く蘭ちゃん。
カメラが嫌なのか、逆方向を向いてしまいましたが。
私の上に登ってきたと思ったら、その後は降りないんです。
降ろそうとすると「降りたくないのに」と踏ん張るし。
なんて可愛いんでしょ。
一緒にまったりできて嬉しかったよ。
今日もありがとうございました。
また次回もお待ちしてます。
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