ミラがうちに来てからもうすぐ2か月。
初めは顔を近づけることを極端に嫌がっていましたが、そんなことお構いなしに、主人は顔を撫でまくって顔を近づけていました。
慣れるもんですね。
コニーにやるように、ミラも顔をごしごしと撫でられて顔を近づけていますが、もう嫌がらなくなりました。
コニーをよしよししていると、ミラが「あたちも」とやって来ます。
それなら一緒に撫でてしまえということで、最近はこればっかり。
あんたたち、嫌がってもいいんだよ。
全然嫌がらないコニー&ミラ。
とても幸せそうな主人。
好きにしてください。
3頭のわんちゃんが来てくれました
今日は、
- ベリーちゃん (トイプードル)
- ミルキーちゃん (ポメラニアン)
- ドンちゃん (柴犬)
この3頭が来てくれました。
トイプードルのべリーちゃん
まずは、トイプードルのベリーちゃんです。
ベリーちゃん、また痩せたかな?
見た感じはとても元気なのですが、腎臓がちょっと悪くなったそうです。
病院に通っているとか。
これはさっさとトリミングを終えないと。
もし、トリミングの途中で具合悪そうな様子が見られたら、途中でも中断しますとお伝えした上でシャンプー開始。
結論から言うと、いつもと何ら変わりなく、元気なまま終われたのでホッとしています。
前回トリミングから4~5週ほどなので、ほとんど毛玉もなくあっという間に乾きました。
トイプードルと言う犬種は、トリミングが必須。
しないといけないことだけど、負担は掛かります。
負担を減らすためには早く終わらせてあげたい。
早く終わらせるには、トリミング間隔を短くしないといけない。
なので、飼い主さんのご協力が不可欠なんです。
休憩を挟んだ後にカットです。
今日もいい子に頑張ってくれましたよ。
時々頭の毛や耳前を切ろうとすると、目をつむってビクビク―ッとします。
「何もないよ、大丈夫だよ」と言いながらのカット。
ある時期からこういう仕草をするようになったんですよね。
これは一体何なんだろう。
可愛くなったね。
ベリーちゃん、お疲れさまでした。
ベリーちゃんが、ずっとシンクの方を見てぼーっとしているから、何かオバケでも見えているのかと思ったら、
シンク越しに私を見ていました。
分かりますか?
シンクに移ったベリーちゃんがこちらを見ています。
どんな風に思って見てたんだろう。
喋ってくれればどんなにいいだろう、と思うことがよくあります。
痛いとか辛いとか、嫌だとか怖いとか。
私の「大丈夫よー」という声掛けが、どれだけ伝わっているんだろう。
もっともっと、わんちゃんに寄り添ったトリマーになりたいです。
ポメラニアンのミルキーちゃん
続いて、ポメラニアンのミルキーちゃん。
昨日に引き続き、ボラトリ(ボランティアトリミング)です。
ミルキーちゃんも、まだ里親募集はされていないみたいですが、そのうちされるようになるかと思います。
動物保護団体「しっぽのこころ」さんのホームページをチェックしてみてくださいね。
ミルキーちゃんの預かりボランティアさんは、うちの子になったミラの元預かりさん。
ミラは、7か月ほどこちらの預かりさんの元にいました。
まだミラに会ってもらうには早いと思い、せっかく来ていただきましたがミラは家の中でお留守番。
ミラが預かりさんを見て「お迎えに来てくれたー」と思うかもしれないと思うと、まだそれを受け止める自信がなくて…。
せっかくなのに、本当にごめんなさい。
ただ、お会いできたことはとても嬉しかったです。
預かりさんの元で愛情をいっぱい受けて過ごしていたからこそ、今のミラがあるのでとても感謝しています。
ミルキーちゃんは、ミラの後に預かりさんの元へ行った子。
譲渡されて、こんなにすぐに次の子がレスキューされるんだと驚いたものです。
奥の歯は生えてますが、前歯が1本しかありません。
見た感じは、それほど年老いてはいないと思うんですけどね。
年齢は全然分かりません。
前歯がほぼ無いので、舌がぺろーんと出ているミルキーちゃん。
毛は、今よりもっと生えていなかったそうです。
あくまで想像でしかありませんが、歯周病もひどくて、栄養状態がよくなかったのかな。
一体どんな状況で育った子だったんだろう。
これからは、幸せな生活しか待っていないから、きっと大丈夫よ。
サマーカットでと希望されましたが、ポメラニアンは毛を切ってしまうと生えて来なくなる恐れがあるし、
毛は紫外線から皮膚を守ったり、体温調節の効果もあるので、皮膚が見えるくらいの短いカットはオススメしていません。
特に、今背中に生えてきた毛はとても貴重なので、背中は残すことにしました。
脚やお腹、お尻を整えるだけでも充分スッキリと見えるんですよ。
カット前。
カット後。
毛がまばらに生えているので、まだまだカットだけではきれいになりません。
でも、随分と過ごしやすくなったんじゃないかと思います。
可愛いですよね。
ぺローンと出ている舌がチャームポイント。
舌が出っぱなしの子はたくさんいるので、そこまで心配しなくても大丈夫だと思います。
また、人間と同じで乳歯は生え変わりますが、永久歯は一度抜けるともう生えません。
でも、フードを丸飲みしても消化能力が高いので、歯が無くても結構大丈夫だったりしますよ。
もし心配なら、歯のことは歯の専門家に診てもらうのが1番いいと思います。
無麻酔の歯石取りには賛否両論ありますが、私はいいと思っているのでこちらもぜひご覧ください。
トリマーが片手間でやる歯石取りと違って、こちらは専門でやっておられます。
→富山県中新川郡舟橋村に犬の無麻酔の歯石除去専門サロン『はっぴー』があります
「何でも聞いてみたい」と言われたのですが、どんどん遠慮なく聞いてくださいね。
病気のことは分からないし、トレーニングのことも微妙です。
こんなポンコツトリマーですが、分かる範囲でならお教えできるので、また何でも聞いてください。
ミルキーちゃん、私が追いかけると逃げますが、ぼーっとしていると近寄ってきます。
気にはなるみたい。
撫でさせてもくれます。
きっとすぐに慣れるんじゃないかしら。
主人がコニーを「よちよちよちよち」としているのを、不思議そうに眺めているのが、今日のハイライトでした(笑)。
ミルキーちゃん、またぜひ来てね。
柴犬のドンちゃん
続いて、柴犬のドンちゃん。
おやおや?
昨日来てくれた柴犬の子は、毛が抜けきってスカスカだったのに、ドンちゃんは割としっかり生えてるね。
同じ柴犬でも、抜け方が全然違うんだなぁ。
風呂上がりのお父さんみたいな写真を採用。
いろんな表情を見せてくれるので、見ていて飽きません。
今日も片耳だけ大量の耳垢が。
ブルブルと頭を振るたびに出てきてました。
スッキリしたかな?
ドンちゃんスマイルがステキね。
今日もお疲れさまでした。
ドンちゃん、激太りが発覚してからは徐々に体重を落としてます。
前回よりも500g減!
いい感じいい感じ。
食欲があり余っている子の場合、与えた分だけ食べてしまうので、飼い主さんで管理しないといけません。
ドンちゃんは、1番大きかった時に比べると1.3㎏も減量。
飼い主さんとドンちゃんの努力が、本当に素晴らしいです。
この調子でもう少し頑張ってください。
ドンちゃんは、このおもちゃに一切見向きもせず。
「お迎えまだかな」とそわそわしていました。
お迎えの際、ドンちゃんの飼い主さんからお野菜をいただきました。
わーーー♡
あまりに美しいからついつい写真を撮ってしまいました。
この夏野菜のコントラスト。
美しい。
家で畑やっている人に憧れます。
こんな採れたて野菜が食べられるなんて、羨まし過ぎる。
「家庭菜園っていいなぁ」とつぶやくと、
「虫との戦いやけど大丈夫なん?」と主人に言われてしまいました。
しゅん…。
隠居した頃にまた考えます。
いつになるやら。
ベリーちゃん、ミルキーちゃん、ドンちゃん、今日もありがとうございました。
また次回もお待ちしています。
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