フィラリアの予防薬って必要?感染経路や事前検査、注意事項などをご説明します

もらったばかりのおもちゃ。

愛犬コニーは早速壊してしまいました。

このおもちゃに対する執着がすごく、取り上げても、ずっと取り上げた先を見ているコニー。

私の方が根負け。

あげると喜んで、ずっと咬み続けてました。

中の綿をとにかく出して、ついにはキュッキュッと鳴る部品まで出してしまいました。

ははっ…。

楽しそうでよかったよ…。

 

犬のフィラリア症(犬糸状虫症)について

漠然と、蚊の出る時期になると、フィラリアのお薬飲ませなきゃ!

という方は多いかと思います。

でも、そもそもフィラリアってなんでしょうか。

 

ズバリ心臓病を起こす寄生虫!

重篤な場合は、命にかかわるもの。

怖い怖い…。

 

初期症状は、咳が出ることだそうです。

あとは、運動を嫌がる、お腹がふくらんでくる(腹水がたまっている)などの症状があるそうです。

そうなったら、すぐ獣医さんに行ってくださいね。

 

では、どうやって感染するのか見てみましょう。

 

フィラリアの感染経路とは?

絵心もなく、文才もないので、写真を織り交ぜながら説明しますね。

ふざけた写真のため、余計に分かりにくかったらごめんなさい。

友情出演の方々です。

・感染犬=クッション

・正常犬=コニー

・蚊=ぶたさん

・フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)=コニーが出したおもちゃの中身の綿(笑)

みなさんよろしく。

 

そう、フィラリアの感染は、この4つがあれば説明できるんですね。

詳しくはもっと色々あると思いますが。

 

 

まず、感染犬がいます。

感染犬の血中には、フィラリアの幼虫である「ミクロフィラリア」がいます。

その感染犬を、蚊が刺します。

ちくん!

吸った血の中にミクロフィラリアがいるので、蚊の中にも入ります。

そして、蚊の体内で、ミクロフィラリアが成長します。

感染できる大きさになるんですね。

この段階ではもう「ミクロフィラリア」とは言わないかもしれませんが、分かりやすくそのままいきますね。

 

その蚊が、正常犬をちくん。

その際に、蚊の針とは別の管から成長したミクロフィラリアが出てきて、経皮感染します。

ただ、この段階では、まだ皮下組織や筋肉にいるので、焦らなくても大丈夫。

皮下組織や筋肉などでさらに成長します。

白血球に食べられないくらい成長してから、いざ血管へ!

血流にのって心臓にたどり着き、成虫になるそうですよ…。

 

皮下組織などから血管に入るまで、2~3か月。

 

つまり!

血管に入る前に、予防薬を飲めば、フィラリア症を予防することができるんです。

 

あっ、友情出演の方々、ありがとうございました。

 

フィラリアの事前検査とは?

フィラリアの予防薬を出される時に、すでにフィラリアを保有していないか血液検査をするかと思います。

なぜでしょう?

 

それは、もし、血液中にフィラリアを保有する感染犬にこの薬を投与すると、

死滅したフィラリアが血管に詰まってしまってしまうそうです。

これにより、ショックを起こしてし、重篤な症状に…。

 

体内に、フィラリアを保有していないことが大前提の薬なんですね。

 

必ず月に1回飲ませる理由

この薬は、1か月間効果が持続するというものではありません。

たとえ、感染してしまっても、血管に入るまでの猶予が2か月ほどあるため、

それまでに、皮下組織などのフィラリアを全滅させれば予防できる、というわけです。

 

なので、1か月に1回必ず飲まなければならないんです。

 

忘れていたからと言って、2か月空けて、勝手に与えるのは危険ですよ。

繰り返しになりますが、フィラリアが血管内にいると、飲ませてはいけない薬です。

 

あくまでも駆虫薬です。

与え過ぎも危険です。

こんな風におねだりされても、月に1回の投与を守ってくださいね。

 

 

フィラリアの予防薬は与えるべきか?

学校のノートに、「(フィラリアは)都会にはあまりいませんよ、田舎にいます」と書かれていました。

ふんっ!

結構ノートのいろんな所に書かれていたので、ふんっ!ってなります。

外飼いのわんちゃんが多いのも要因かもしれません。

まずは蚊に刺されないことが第一ですね。

 

あまり余計なものは飲ませない方がいい、という教えでしたが、

何より、富山は田舎です!

投与するのもしないのも、自己責任。

予防薬の副作用か、フィラリアの脅威か…。

こればかりは何とも言えないので、獣医さんと相談してくださいね。

 

もし、フィラリアの予防薬を飲ませているのであれば、ぜひ、参考にしてくださいね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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