ここ1〜2週間の話ですが、
愛犬ミラがグレーチング(側溝にある銀色の格子状の蓋)を飛べるようになってました。
なんと。
それまでは、グレーチングがあると分かっている所の手前10〜20mくらいになると、歩くのを渋ってました。
無理に引っ張ると「あたち傷ついた」という顔をするんです。
「あたち脚短いんだから抱っこしなよ」と。
仕方なく抱っこしてグレーチングを越えていました。
10cm程度の幅でもダメだったんですよ。
それが、先日お散歩にみんなで行った時に、30cmほどあるグレーチングを楽々ピョーンと飛び越えてました。
「ヒャッハー!」と。
えっ、いつの間に。
主人がお散歩に連れて行っていた時に、頑張って飛ばせていたようです。
1回飛んだら自信が付いたらしく、しかも楽しいと思ったみたい。
全く渋るどころか、自ら進んでジャンプするようになったんですよ。
これはこれは。
左後脚が生まれつき5cmほど短くて肉球も未発達。
だから、飛べないのは仕方ないし無理させない方がいいと思ってました。
それなのに、こんなに楽しそうに飛び越えてる。
勝手に無理だと思っていた私が悪かったよ。
お店でおしっこを撒き散らすのも、吠えるのも諦めずに教えていきたいです。
「こらー!ミラー!!」と叱ったところで、どんどん打たれ強くなっていますが(汗)。
3頭のわんちゃんが来てくれました
今日は、
- ココちゃん (トイプードル)
- のんちゃん (トイプードル)
- シンシアちゃん (トイプードル)
この3頭が来てくれました。
トイプードルのココちゃん&のんちゃん
まず来てくれたのは、トイプードルのこの2頭。
ココちゃんとのんちゃんです。
のんちゃんと、
ココちゃん。
写真だけで伝わるこの対照的さ。
なかなか写真だけでは伝わらないことの方が多いですが、ココちゃんとのんちゃんの場合は写真の通りです。
大人しいココちゃんと、いつまでも無邪気なのんちゃん。
可愛いやっちゃのぅ。
ココちゃんはハウスに引きこもってしまったので、のんちゃんからシャンプーです。
ココちゃん、結局引きこもっていたのは最初だけだったみたい。
その後は店内をうろうろ。
休んでていいのに。
ココちゃんものんちゃんもお利口さんでした。
ブローが終わった写真を撮ろうとしても対照的(笑)。
のんちゃんが必死に「遊ぼう遊ぼう」と言うのに対して、ココちゃんは「できれば構ったもらいたいけど」という感じです。
トリミングに関しては、2頭ともお利口さんですよ。
のんちゃん。
爆睡(笑)。
そしてココちゃん。
いつものことですが、ココちゃんは待ち時間の間も、あまりぐっすり寝たりしません。
お家でしっかりと休ませてあげてくださいね。
のんちゃんはぐっすりでした(笑)。
しばらく会えないのが寂しいなぁ。
今日もお迎えが来られた際、ココちゃんはいち早く「帰る」と言い、のんちゃんは「帰りません」と言ってました。
このやりとりが見られないのは寂しい。
元気に過ごしてね。
トイプードルのシンシアちゃん
続いて、動物保護団体「しっぽのこころ」さんのボランティアトリミングです。
トイプードルのシンシアちゃん。
今度の7月18日(日)の譲渡会でデビューするそうです。
いよいよデビューか。
可愛く仕上げないとな。
ちょっと目が見えない部分があるみたいですが、好奇心旺盛。
ぶつかると危ない所にはマットを立てて防御してます。
全く見えないわけではないみたいね。
壁にぶつかろうが棚にぶつかろうが、とにかく楽しそうに動き回ってました。
シンシアちゃん、今回がアントン3回目。
最初の頃に比べると、皮膚の状態はずっとよくなってました。
耳の汚れはあるけど、ずっと改善してるね。
よかったよかった。
そして、こんなにも人懐っこいんですよ。
たった3回しか会っていない人間に、もう心を開いてる。
ふふふふ。
シンシアちゃん、最初の頃から涙やけがひどいです。
上の写真は、大分目元の赤い部分をカットした後だけど、それでもまだまだ赤いね。
本当なら顔バリカンをしたい。
でも、させてくれないんです(涙)。
困った困った。
きちんとお手入れされているから汚れてはいないのに、赤くなっているだけで汚れているように見えるんだよなぁ。
赤い部分を極力短くするように心掛けました。
どうかな。
きれいに見えたらいいんだけど。
シンシアちゃん、お疲れさまでした。
人も好きだけど、わんちゃんも大好きなシンシアちゃん。
ミラに唸られてもお構いなし。
コニーに乗っかられても、もっともっとという感じ。
それはいかんぞ。
シンシアちゃん、譲渡会頑張られー!!
ただ今里親募集中のわんちゃんはこちら。
譲渡会のお知らせはこちら。
私が通っていたトリマーの専門学校には、保護犬ばかり50頭ほどいました。
小型犬から超大型犬まで。
セントバーナードとかドーベルマンまでいたんですよ。
みんな保護犬です。
わんちゃんの寿命を13年として、
最初の12年はケージに入れっぱなしで愛情も注がれずに粗悪な食事を食べていて、最後の1年でめいっぱい愛される家庭に引き取られるのと、
最初の10年は家の中で可愛がられていたけど、その後の3年は外で世話もろくにしてもらえない粗悪な環境で過ごすのとでは、
どちらが幸せな犬生だろう。
というような話(細い数字は違いますが)を、先生がしていたことがあります。
愛される期間は後者の方が長いけど、一度愛されることを知った後にほったらかしにされるって、どんなに辛いでしょうね。
愛される期間は短いかもしれないけど、温かい家庭で寿命を終えられる前者のような犬生の方がいいんじゃないか、というお話でした。
印象的なお話だったので、今でもずっと覚えています。
「犬の世界はデタラメばかりだから、少しでもよくなるように勉強しろ!」という学校でした。
コワモテだったけど、わんちゃんにはとっても優しい眼差しを向ける先生だったなぁ。
この学校で勉強できて本当によかったと今でも思います。
専門学校に入る前から、いつかは保護犬の活動に携われたらいいなと思っていたので、こうやって少しだけでも協力できるのを嬉しく思っています。
1頭でも多くのわんちゃんが、苦痛なく空腹なく、のびのびと幸せに生きられるようになるといいなと願っています。
ココちゃん、のんちゃん、シンシアちゃん、今日もありがとうございました。
※8月1日(日)より、産休・育休に入らせていただきます。再開時期は未定です。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
※産休・育休中のご連絡は、LINEにてお願いいたします。
※トリミングが終わり次第お店を閉めることがありますので、どうぞご了承ください。