わんちゃんを飼っていて、頭を悩ます1つが毛玉ですよね。
毎日ブラッシングをすればいいのは分かっているけど、なかなか時間を取れない…。
ものすごくよく分かります。
特に、トイプードルさん、ミニチュアシュナウザーさん、シーズーさんに毛玉が多いです。
あなたのわんちゃんはどうですか？
ずっとサロンで
カットをしないと、こんな風になります。
このようになると、中は毛玉でぎっしりなんです。
見た目では分からないかもしれないですね。
これはブロー中の写真です。
風を当てると一目瞭然。
これを一つ一つブラシでといていき、毛を1本ずつ独立させていきます。
ここまで頑丈な毛玉になると、お家でとくのはなかなか難しいですね。
なので、こうなる前に、お家でブラッシングしてみましょう。
毛玉があるとどうしてダメなの？
そもそも、毛玉があるとどうしてダメなんでしょう。
毛玉がある状態というのは、もつれた毛で皮膚が引っ張られた状態なんです。
想像してみてください。
動きにくいし、痛そうですよね(汗)。
通気性も悪くなり、皮膚の状態も悪くなります。
ノミやダニも住みつきやすくなります。
おぉ…ぞわ～っとしてきました。
これはいかん！と毛玉を取ることにしても、
その引っ張られ続けた毛玉を取ると、急に血行がよくなり、赤くなることもあるんです。
かゆいかゆい！となることも。
実際に赤くなってしまった子を見たことがありますが、可哀想でした…。
お家シャンプーはいいの？
家でシャンプーをしている方も多いと思います。
毛玉になりにくい犬種なら、全く問題がないです。
が、毛玉になりやすい子は、余計に毛玉を作ってしまう原因となってしまいます。
シャンプー自体はいいのですが、きちんとブローできていない場合がほとんどなんです。
濡れたままもつれを放置すると、皮膚に張り付いたガチッガチの毛玉が完成…。
なので、
トイプードルさん、ミニチュアシュナウザーさん、シーズーさんは、お家シャンプーはあまりオススメできません…。
カットなしのシャンプーだけのコースがありますので、ぜひサロンへ…。
お家ブラッシングで使うもの＝スリッカーブラシ
お家でブラッシングする時、
用意するのは、「スリッカ―ブラシ」と呼ばれるブラシです。
ペットショップやホームセンターなどに行けば、売ってあると思います◎
スリッカ―ブラシの使い方と、ブラッシングの仕方
使い方ですが、
優しく持って、毛先から優しくブラッシングしてくださいね。
皮膚をガリガリとやると、わんちゃんは痛いです。
一気にとこうとせず、少しずつやるのがポイント！
上の写真は、写真を撮るために左手がありませんが、ちゃんと左手も添えてくださいね。
分からない方は、遠慮なくお店で聞いてくださいね。
地べたにいると、動き回ってできない、という子は、抱っこをして椅子に座った状態でやるといいですよ。
地べたでも大人しい子は、こうなります。
(笑)。
関節でガリッとならないように、あくまでも優しく優しくです。
これで、ブラッシングが嫌いになったらダメですからね。
もし、すごく嫌がる場合は、無理しない方がいいです。
サロンにお任せください。
毛玉になりやすい場所とは？
たくさんのわんちゃんをトリミングしていると、毛玉になりやすい場所が分かってきました。
ズバリ脚です！
脚、しかも内側ですね。
お家でブラッシングしにくい所だからかもしれませんね。
脚の毛玉は、本当によく見ます。
他にも、
脇や前脚の付け根もできやすいです。
うしろ脚のこの部分にて、毛玉の親分と出会うことが多々あります。
耳の後ろも要チェックですよ。
以前に飼っていたパピヨンもよく耳の後ろに毛玉を作っていましたが、
当時犬初心者だった私は、これが何か分かりませんでした。
病院の先生に聞いたほどです(汗)。
家では「耳たぶできた！耳たぶ！！」と大騒ぎしてましたよ(笑)。
毛玉があるのかどうかチェック方法
うちの子は毛玉があるのかしら？
と思われたあなた！
くしを入れてみましょう。
結構な確率で引っ掛かるかと思います。
ちょっとしたもつれが毛玉に発展するので、引っ掛かった時点でブラッシングしてみてください。
引っ掛かるからといって、引っ張ったらダメですよ！
優しくブラッシングです。
痛いことを覚えたら、脚を触ること自体嫌がるようになりますからね。
お家ブラッシングができない方は？
長々と言ってきましたが、正直ブラッシングって面倒です。
そんな頻繁になんてできんちゃー！
そんな方は、1か月に1回、サロンでトリミングをしてもらってください。
1か月以上空くと、ぐん！と毛玉率がアップ！
その前に、きれいにシャンプーブローをしてしまいましょう。
1か月ではそんなに伸びない子は、カットなしのシャンプーコースがオススメです。
看板犬コニーも、ブラッシングはほとんどしていません。
その代わりに、2週間に1回シャンプーです。
長いなぁと思ったときにカットしています。
大切なわんちゃんが快適に暮らせるように、毛玉なしの生活をさせてあげてくださいね。
あっ、ごめんなさいね。
撮影のために、頑張ってくれたコニーでした(笑)。