今日は暖かかったはずなのに、私の冷え性はなかなか強敵です。
冬が恐ろしい…。
お店なのに、外から丸見えなのに、毛布を抱えて看板犬コニーを抱えてパソコンに向かっています。
アントンは初めて飼ったパピヨン
さてさて本題。今の犬を飼う前、パピヨンを2頭飼っていました。
お店の名前の「アントン」は初めて飼った犬の名前です。
映画『点子ちゃんとアントン』を観てすぐに飼ったので、母がつけてくれました。
映画のアントンはとてもいい子だったので名づけたのですが、うちのアントンはなかなかの極悪非道でした…(笑)。
もう1頭は1年半後に飼ったアニーです。
母と共謀して、ほかの家族の承諾も得ずに飼い始めました。
美人さんすぎて、アニーが大好きでした。
でも、今まで見たパピヨン史上最強に荒ぶる子でした。抱っこするだけで急所の首元を攻めてきます。
それでもかわいかったんです。
わんちゃんを飼うということ
パピヨンという犬種も知らずに、ペットショップの方に勧められるがままに飼いました。
「あまり臭いもしないし、毛も抜けにくいし、小さいから散歩もそんなに行かなくていいよ」と。
今となっては大反省です。
わんちゃんというものは、ちゃんと勉強もせずに安易に飼うものではありません。
パピヨンという犬種は毛が抜けるし、もちろん散歩は毎日必要です。糞尿をさせるだけの短いものではなく、本当のしっかりとしたお散歩です。
それを大分後になってから知り、この子たちに本当に申し訳なかったな、と反省しました。
シャンプーも月に1回すべきだと知らなくて、3ヶ月以上空いたこともあります。
「知らなかったから」というだけで済ませるのは簡単ですが、やっぱりちゃんと勉強すべきでした。
今どき調べる方法なんていくらでもありますもんね。
よし、これからちゃんと向き合おう!と思ったとき、
アントンは亡くなってしまいました。
私が卒業したトリミングの学校で、わんちゃんが亡くなった時に悲しいのは、「もっとこうしてあげればよかった」と後悔するからだと教えられました。
やることをやっていれば、寂しいけど悲しくない、と。
そのときは、ふ~んと理解していたつもりですが、やることをやっていない私はとても悲しかったです。
アントンが亡くなって1年後、あと数ヶ月でアニーと一緒に住める!というときに急にアニーも亡くなりました。
これからしてあげたかったことなんて、山のようにあるのに…。
身がよじれるってこのことなんだなぁと思いました。
おかげでげっそりと痩せました。
こんな思いを他の飼い主さんにはしてほしくないなぁと思っています。
いなくなってからでは遅いんです。
今できることを、いつかではなく、明日でもなく、今してあげてください。
お店に掲げた思い
気付いた方もいらっしゃると思いますが、名前は「アントン」ですが、イラストの犬はアニーです。
この2頭にできなかったこと、2頭を飼って嬉しかったこと、いろんな思いを込めてお店に掲げています。
どうかあなたとあなたのわんちゃんが幸せでありますように。
そのお手伝いができますように。
何かお困りのことがあったら何でもご相談くださいね。分からないことは調べるなりなんなりします。
わんちゃんの楽しいお話も聞かせてくださいね。
ちょっと重い内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。