保護犬ミラの短い脚は生まれつき…ブリーダーの元からまっ茶色の状態でレスキューされたそうです

皆さんにミラのことを紹介する時に、「繁殖犬だったみたいです」と言うのですが、ピンとこない方も多いことに気が付きました。

わんちゃんを飼っていない友人に説明した際は、それ以上に頭の上にはてなマークがたくさん出ていました。

もっとちゃんと伝えないと分からないですよね。

専門用語ばっかり並べる専門家や、カタカナばっかり並べる人を見ると、何だかなぁと思っていたのに、私も言葉足らずでした。

反省。

 

詳細は分からないということで、ミラを迎えることになったのですが、

預かりボランティアさんからお手紙をいただいていて、そこに書かれていた内容で、少し背景が見えてきました。

 

ミラの前に、一般的なお話から。

わんちゃんは、ブリーダーさんが繁殖させてます。

子犬の親が繁殖犬。

ちゃんとされているブリーダーさんもたくさんありますが、中には劣悪な環境で繁殖させている所も。

最低限のエサと水、不衛生で糞尿はそのまま、ケージにはずっと入れっぱなしで外の世界を全く知らない。

これが問題になっているんです。

子犬はまだ色々未発達な幼いうちにオークションに掛けられて、ペットショップに並びます。

劣悪なブリーダーさんは、親犬なんてどうでもいいんです。

悲しいですよね。

 

前に買っていたパピヨン2頭は、たしか九州生まれじゃなかったかな。

普通に考えたら、そんなに幼い体で、よくもまあこんな遠い距離を移動してきたなと。

何にも知らなかったもんだから、これが普通だと思っていました。

 

何回も言いますが、ちゃんとされているブリーダーさんもたくさんあります。

買う方は、それを見極めないといけないんですね。

なかなか難しいのですが。

 

 

ミラの話に戻りますが、おそらくミラは、ブリーダーの飼育放棄のためレスキューされたとか。

ということは、繁殖犬だったのかな。

おっぱいがだるんだるんではないから、何とも言えませんが。

まだ3歳ほどで若いから、だるんだるんになっていないのか、繁殖をそこまでさせていないのか。

異様におっぱいがだるんだるんになっている子は、たくさん繁殖させられた子だと思ってます。

 

レスキュー時のミラは、まっ茶色の汚れた状態だったとか。

白い毛の子なのに。

不衛生な環境だったんだろうな。

 

その頃のミラは、外の世界を全く知らず、人にも犬にも慣れていなかったそうです。

首輪やリードを付けたことがなかったからか、いまだにお散歩が下手くそ。

リードで前に引っ張ろうとすると、すごい拒否反応を示すんです。

 

それでも、預かりボランティアさんに優しく接していただいたおかげで、人にも慣れ、甘えるようになったようです。

レスキューされた時よりも、表情が優しくなったそうですよ。

この活動、素晴らしくないですか?

あぁ、この方のおかげで今のミラがあるのだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ミラが譲渡された頃と同じ頃に、どどーんと何頭も譲渡が決定。

その空いた枠があるため、早速新たにレスキューされた子達がいるようです。

こんなにもレスキューを待っている子達がいるなんて、ちょっと衝撃でした。

 

別に可哀想アピールをしたいわけではなく、こういう事実があることを知っていただきたいだけ。

もし、新しい子を迎えたいなと思う方、周りにそんな方がおられる方、

保護犬という選択肢があるということも、知っていただけたら嬉しいです。

 

ミラをレスキューしてくださった動物保護団体の「しっぽのこころ」さんのホームぺージはコチラから見られます。

しっぽのこころ|ホームページ

これ、パソコンで見る場合、「Internet Explorer」では里親募集の犬猫のページが見られません。

私のパソコンだけ?

「Google Chrome」からなら見られたので、もし見られない方は、「Google Chrome」から見てみてください。

スマホからなら見られますよ。

 

8月いっぱいまで、アントンでは「しっぽのこころ」さんへの寄付金を募っています。

募金箱が入口に設置してありますので、ぜひぜひ。

既に募金していただいた方、ありがとうございました。

 

 

ミラの短い脚

ミラに会う人会う人「脚どうしたの?」と聞かれます。

怪我ではありません。

生まれつき、左後ろ脚が短いんです。

ブリーダーさんからしたら、これじゃ売り物にはなりませんよね。

すっごく可愛い子なのに。

私から見たら、超絶美人さんなのに。

既に親バカ(笑)。

少し早めに歩く時は、3本脚でぴょこぴょこ歩いています。

すごい早さで走ることもできるんですよ。

脚が短い以外は健康そのもの。

私たちも特に気にしていません。

個性だと思ってます。

トリミングの時に、ちょっと切りにくいかなという程度。

 

上の写真では分かりにくいのでもう1枚。

指が無いんです。

でも爪だけ生えてます。

この爪を切るのが難しくて、どうしようかなというところ。

脚が短いので、普通に爪切りの体勢になれないんです。

まぁこれは、伸びてから考えることにしています。

お客さんのわんちゃんなら、必死で切るのですが、うちの子だしいつでも切れるからいいかなと。

 

 

まだうちに来て1か月も経っていないのに、すっかりコニーといいコンビになってます。

コニーさんや、ヨーグルトが口からはみ出してますよ。

ヨーグルトを冷蔵庫から取り出すと、きときとになるコニー&ミラでした。

 

 

2頭のわんちゃんが来てくれました

今日は、

  • むぎちゃん (柴犬)
  • モモちゃん (トイプードル)

この2頭が来てくれました。

 

 

柴犬のむぎちゃん

まずは、柴犬のむぎちゃんです。

おはよう。

 

今日はいつも以上にクーンクーン鳴いてるね。

お父さんも一緒に来られたからかしら。

お出掛けかと思ったのかな。

シャンプーでごめん。

今日もよく頑張ってくれましたよ。

 

むぎちゃん、遅い換毛期がやってきたようです。

今回は、お尻とお腹が特に抜けました。

抜け毛祭りだ、わっしょいわっしょい。

ただ、既に抜けている所で、とても薄くなっている箇所がありました。

毛をめくるとすぐに皮膚!

 

こういう所は、撫でる程度のブローでやめました。

他と同じようにブラシを掛けると、ちょっと刺激が強いので。

あれだけモコモコだったのに、こんなにもスカスカになるなんて、恐るべし柴犬の被毛。

まだモコモコとスカスカが混在しています。

首周りとお尻がモコモコ、背中スカスカ。

全身が一気に抜けるわけではないんですね。

むぎちゃん、終わってから引き出しに一直線。

もうちょっと私のこと見てくれてもいいのに。

と引き出しに嫉妬する私(笑)。

正しくは、引き出しの中に昔あったおもちゃに嫉妬。

今はもうないのになぁ。

おやつを見せても、引き出しばっかり。

あーあ、おやつ食べちゃうよー。

口元に持っていくと、普通に食べてました。

今日の成果。

すごい量!

小むぎちゃんができそうなくらいの量です。

むぎちゃん、お疲れさまでした。

 

 

トイプードルのモモちゃん

続いて、トイプードルのモモちゃんが来てくれました。

看板犬コニーは、どういうわけか、モモちゃんだけ異様に好きです。

至近距離でニオイを嗅ぎます。

気持ち悪いおじさんです。

動じないモモちゃん。

怒ってもいいんだよ。

シャンプーもいい子でしたよ。

 

モモちゃんは、背中の一部分だけすごく痒がります。

以前は、痒がり過ぎてはげてました。

これも、服を着るようになってからは毛が生えてきたので治ったように見えましたが、痒がるのは治っていません。

ブローをするたびにぞわぞわ。

この部分だけっていうのが謎です。

今日も可愛くなったね。

お疲れさまでした。

 

人懐っこいモモちゃんは、すぐ寄って来てくれます。

ふふふふ。

でも、放っておくと、すぐに背中を掻くんです。

服を着せるべきか着せないべきか。

トリミングの後に、トリミング前に着ていた服を着せる方もいれば、洗濯した服を着せたい方もおられるので、勝手には着せられないなぁ。

なので、

手で防御。

モモちゃんは撫でられていると思っているんだろうな。

 

私が構っている間は痒みを忘れるみたいなので、この後はずっと抱っこしてました。

いつか治るといいんだけどな。

 

 

むぎちゃん、モモちゃん、今日もありがとうございました。

また次回もお待ちしています。

 

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