看板犬コニーの富山弁講座⑧ 短縮形方言「か(これは)」「しゃ(それは)」「ば(お前)」を使うだけで怒ったように聞こえます(笑)

やってきました!

久々の富山弁講座!

もう8回目を迎えました。

前回は実に1年と1か月前。

久々過ぎて、どんなふうに書いていたか忘れそうでした。

 

ぜひぜひ復習も兼ねて、1回目から7回目までもご覧ください。

看板犬コニーの富山弁講座「な~ん」、とっても便利な言葉です★

看板犬コニーの富山弁講座②「きのどくな」は本当に「ありがとう」なのか?

看板犬コニーの富山弁講座③ わんちゃんにも使える「かたい子」と「だら」

看板犬コニーの富山弁講座④ わんちゃんのごはんは「しょうもない」んです

看板犬コニーの富山弁講座⑤ 美味しいごはん「あたって」ますか?「あたる」=「もらう」です

看板犬コニーの富山弁講座⑥ 語尾に「~ちゃ」は富山弁の基本のき!

看板犬コニーの富山弁講座⑦ 苦しい…つらい…「うい」… でもそんなに悲愴的な言葉なの?

 

 

富山弁講座スタート!今回は「魚津弁」!

私は、黒部市出身です。

母の実家が魚津市にあるので、小さい頃から魚津市にもしょっちゅう行っていました。

ということで、私の富山弁はこてこての黒部&魚津弁。

 

しかもどちらの実家も海の側。

漁師さん達がもたもた喋っていては魚が腐るからなのか、短縮形の言葉をよく聞きます。

しかも早口。

漁師さん達の会話を遠くで聞いていたら、レベルが高すぎて「おぉ」とつぶやいてしまったことがあります。

 

富山市から西の人達がこの言葉を聞くと、普通に喋っていても怒って聞こえるそうですよ。

女の人が使う方言は、それほどではありませんが、男の人が使う言葉が激しいらしいです。

「~そう」「~らしい」と言っているのは、私は慣れているので何とも思わないから。

大人になってから、人に言われて初めて気が付いたほどです。

 

2年前に滑川市に引っ越してきましたが、皆さん心なしか言葉がきれいな気がしています。

 

 

ウィキペディアで「魚津弁」を調べてみた

インターネットで調べても、「黒部弁」とは出てきません。

その代わり「魚津弁」が出てきます。

私の馴染のある言葉です。

面白いのでウィキペディアのリンクを貼り付けときます。

魚津弁|Wikipedia

「主な魚津弁」というところ、9割くらい分かります。

文字に起こすと面白いもんですね。

あなたはどれくらい分かりますか?

県外の人にとったら、ちんぷんかんぷんかもしれませんね。

 

以下ウィキペディアより抜粋。

「かぁでぃゃ”ぁん”すらぁよ」→「これはどういう風にするんだい?」

「かーか”ぁん”かか”ぁん”か」→「これはこう書くのか?」

「しゃーおらすらんじゃぁそりゃー」→「俺は知らないよぉ」

「きゃーどもこもならんじゃ。おっちゃっとかっしゃい」→「こりゃぁどうしようもこうしようもないよ。ほっとくことにしなさい」

「しゃいろ。だからすられんゆーたにかよ」→「そうでしょ。だからしたらだめって言ったじゃないか」

 

全部分かる自分が怖い(笑)。

 

 

魚津弁「これは」=「か」「かぁ」「きゃ」「きゃぁ」

その中で今回は、よく聞く言葉「これは」を取り上げます。

私は多分使っていませんが、魚津の親戚の家ではよく聞きますよ。

 

ウィキペディアからの抜粋だと、ちょっとレベルが高すぎるので、

もっと簡単に、コニーが優しく例文を喋ってくれました。

「これは」=「か」「かぁ」「きゃ」「きゃぁ」と色々な発声がありますが、ここは統一して「か」ということに。

時々出てくる「ば」は、「あなた」と言う意味です。

「ばぁ」と言ったりもしますが、今回は「ば」で。

何だかややこしくなってきましたね。

 

さぁ、ぜひ一緒にご発声を(笑)。

皆さんついてきてますか?

「ば(あなた)」に関しては、男の人が使う言葉なので、コニーにはピッタリです。

 

最後に、

「しゃ」=「それは」。

「ば」=「あなた」。

「でーがよ」→「どいがよ」→「どうなのよ」 。

撫でるだけ撫でて放置するなんて「それはあなたどうなのよ」。

本当にコニーが言っているように見えますね。

 

富山県の東側の人なら分かるかなぁ。

県外の友人知人にもブログを見てもらってますが、何のことやらちんぷんかんぷんだと思います。

音声付きで教えてあげたい(笑)。

 

私は、こんなにこてこての富山弁を書いていますが、東京に6年間住んでいた時は、それはもう美しい標準語を話していたんですよ。

誰も信じてくれませんが(笑)。

気が付くと、同級生の誰よりもこてこてになっている気がします。

 

今東京に行ったところで、標準語に切り替えられないんだよなぁ。

再来月に東京の友達の結婚式に呼ばれているのですが、今から戦々恐々としています。

無口になるか、逆に方言で喋り通すか。

中途半端になって、カタコトになってしまいそうで怖いです。

 

方言って、素敵な文化だと思っています。

この文化が続いていくように、じゃんじゃん使っていきましょう!

富山弁をこよなく愛するアントンオーナーでした。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

明日からまたトリミングします。

 

 

※しばらくの間、ご新規さんの予約受付を一旦中止させていただきます。

※定休日…毎週月曜日、第3日曜日

 

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